必見 イーロン・マスクの挑戦 詳しく ELONE MUSK


「人生で大切なことの一つに挑戦という言葉がある。
挑戦の裏には敗北がある。
しかし挑戦した者だけが勝利を掴むことができる。
勝負の先を見据えてこそ、人間は恐怖に打ち勝ち、成功できる。
怖くない人なんていない。」







そして未だかつてないほどの大きな挑戦をしている人がいる
彼の名前はイーロン・マスク
彼の挑戦が今、地球上にいる人類に希望を与えてくれる。

時速1000キロの超光速移動システムを作ろうとしているHyperloop one
社のことを書く前に「イーロン・マスク」という人物を見ていく。
もちろん、hyperloop one社の指揮をとっているのもこの男だ。
しかし彼にはとてつもなく大きな野望があった。







自動車王のヘンリー・フォード、石油の世紀を築いたジョン・ロックフェラー、そして、パーソナルコンピュータで未来を創ったスティーブ・ジョブズなど、天才経営者や偉人は数々登場してきた。

しかし、その誰をも凌駕する桁違いの発想と、比類なき行動力を持ち、アメリカ大統領以上に世界中がいま注目する人物がいる。

それがイーロン・マスクだ。宇宙ロケット電気自動車、そして太陽光発電。この三つの先端産業で革命を起こそうと挑んでいる異色の経営者である。

長身でハンサム、物腰は柔らかく、はにかみながら話す外見からは、こんな途方もない大事業に挑むなと想像が難しい。

だが、イーロンが異色なのはも外見ではない。彼が、金儲けのためではなく、人類を救い、地球を助けるために会社を興していった点であった。

イーロンは、1971年に南アフリカ共和国で生まれ、12歳の時すでにゲームソフトを作り、500ドルで販売していた。17歳で母国を旅立つと、カナダに、そしてアメリカに移り住み、未来への扉を探し始める。アメリカは「すごいことが可能になる国だ」と思ったからだった



アメリカのペンシルベニア大学で物理学と経営学を学んだイーロンは、スタンフォード大学の大学院に進学したが、たった2日で辞めて、ソフト制作会社「zip2」を起業。PC大手のコンパック社が約3億ドルで同社を買い取ると、イーロンはこれで得た2200万ドル(約22億円)の資金を元にインターネット決済サービス会社「Xドットコム」を立ち上げ、ペイパル社の母体を築く。

2002年、ペイパル社をネットオークション大手のeBayが15億ドルの巨額で買収し全米で話題となった。
ペイパル社売却で約1億7千万ドル(約170億円)を手にしたイーロンが、次に何をやるのか?
シリコンバレーだけでなく全米が注目した。

だが、彼が選んだのはインクーネットのサイバー空間ではなく、何と「宇宙」だった。




宇宙ロケットベンチャー「スペースX社」を31歳で立ち上げ、NASA(アメリカ航空宇宙局)が支配していたロケット産業へ挑戦を始める。

しかし、宇宙開発の専門家たちは、「ベンチャー企業ごときに、不可能だ」と見下した。
ところが、スペースX社はわずか6年で独自開発のロケット「ファルコン1」を見事に完成させ、打ち上げに成功する。
さらに、その2年後、国際宇宙ステーションに、宇宙船「ドラゴン」を民間として初めてドッキングさせ地球に無事帰還させるという離れ業をやってのけた。

世界はスペースX社の偉業に驚き興奮した。

しかも、NASAの物まねでロケットを作ったのではない。

家電や。パソコンの「コモディティ(汎用品)化」のアイデアを果敢に取り入れ、従来の10分の1という激安な製造コストで作り上げたのだ。
これだけでも驚くが、イーロン・マスクの視線は遥か彼方を目指している。「人類を火星に移住させる」。これこそ彼の究極のゴールだ。

「火星?」と聞くと何だかホラ話に思えてくる。

しかも大きなことを言うヤツほど、現場の実態など知らないものだ。しかし、イーロンは違っていた。ロケットに使う材料や溶接方法に至るまで細部を知り尽くし、その上でロケット開発に挑んでいた。


それにしても、なぜ、彼は火星に人類を送り込むなんて途方もないことを考え付いたのだろうか?

地球の人口はすでに70億人を突破し、今世紀半ばには100億人にも届くだろう。しかし、二酸化炭素は増加し温暖化は進み、異常気象は頻発し、水不足や食糧危機が叫ばれている地球に本当にそれだけの人間が住めるのだろうか。

イーロン・マスクは、「いずれ人類は地球以外の惑星で住まなくてはいけなくなる」との考えに至った。地球以外の惑星、つまり火星
に人類は移住すべきだと確信し、火星への飛行可能なロケット開発という遥かな、しかし現実的であると疑わないゴールに向かって挑んでいく。

その一方で、火星ロケットはすぐに作り出せるわけではなく、時間が必要なことも事実だ。

ロードスター(電気自動車)
そこで、二酸化炭素による地球環境の悪化を少しでも食い止め、地球の延命を図るために、排気ガスをまき散らすガソリン車ではなく、電気自動車の本格的な普及を決断した。イーロンはスペースX社の経営と並行して、2004年に電気自動車ベンチャー「テスラ・モーターズ社」に出資し、会長となる。

イーロンの打ち出したEVカー(電気自動車)戦略はGMなど他の自動車メーカーと大きく違っていた。

他者が、ずんぐりしたデザインなのに対し、ロードスターはとにかくかっこいい
みんなが憧れ、乗ってみたいと切望するEVカーを世に出し、マスコミの注目を
集めた。

イーロンは、今後それを大衆車にすると言っている。

テスラ社は、創業から7年で株式に上場に成功した。




しかも面白いのは、電気自動車で必要な充電ステーションは、地域の電力会社から電気を供給してもらうのではなく、太陽光パネルを各充電ステーションに設置し、電気は自家発電してEVカーに充電できる仕組みを構築。


そして、太陽光パネルの設置事業は、ソーラーシティ社が行っている。これはいとこの従兄弟が経営する会社で、イーロンがアイデアと資金を提供し、2012年には上場を果たし、全米が熱い視線を送っているクリーンエネルギー企業だ。

そして宇宙ロケットとどれ一つとっても―つの国家でさえ手を焼く大事業だ。
しかしそれを、イーロン・マスクは、ひとりでやろうとしている。
             (takeuchi kazumasa イーロン・マスクの野望 )

僕がイーロンを知ったのは、ちょうど、テスラが日本に上陸してきた頃だ。
電気自動車、宇宙ロケット、太陽光発電どれをとってもとても大きい事業を
全部こなしている彼には自然と興味が湧いた。

今までの常識を打ち破る!

「NASAがやらなきゃ、オレがやる」

インターネットという大海でビジネスが次々と孵化し桁違いに繁栄した背景には、揺るぎない鉄則があった。それは、「元手がなくても誰でも簡単にできること」だ。グーグルもフェイスブックもその鉄則にのっとっていた。

だが、それとは逆に、世の中には巨額の資金がないと参入すらできない業種も厳として存在する。その代表格が宇宙ロケットビジネスだ。

宇宙ロケット開発はとんでもない金食い虫だ。確かにイーロン・マスクは億万長者になったが、宇宙ロケット開発で必要な金額はそれより途方もなく大きい。
イーロンはなぜ、よりによってそんな宇宙ロケットの世界に足を踏み入れたか。







話は2002年にさかのぼる。ニューヨークに戻る車の中、一緒に乗っていた大学時代からの友人との会話がきっかけである。夜遅く、外は雨が降っていた。

長いドライブの退屈しのぎに「ペイパルのあとは何をするんだ?」と何気なく尋ねられたイーロンは、「宇宙にはずっと前から興味はあったんだ」と答えにもならない呟きを返した。

ペイパル社を売り大金持ちになるイーロンだが、宇宙に関しては、「俺ひとりで何かできることなんて、ナイなあ」と思っていた。夜の闇の中を車は進んでいた。宇宙ロケット開発は、カネはかかるし複雑でややこしい。しかし、若い二人は揃って「でも、人類が、火星に行くのは間違いない!」と盛り上がった。

その時、イーロンの脳裏に、啓示にも似た疑問が湧き上がる。「じゃあ、何で人類はこれまで火星に人を送らなかったんだ?」。イーロンはNASA(アメリカ航空宇宙局)のサイトをチェックした。ところが、火星については何も書いていなかった。

「これって、何かの間違いじゃないの?」。実は、世界の宇宙開発をリードしていたアメリカが火星へ人を送りこむ希望を捨てたのは、技術的に困難だからではなかった。宇宙ロケットのコストがあまりに高いことこそが本当の理由だった。

1989年に火星への有人飛行について試算があり、それによると5000億ドル(50兆円)もかかるとされていた。だが、この数値は政治家たちの思惑で増やされたものだった。

多額過ぎる予算を費やす計画は政争の種になると嫌がって遠ざけたのだ。

つまり、夢はあるが莫大なカネがかかる計画を有名無実化するには、技術的理由よりも経済的理由を全面に出す方が手っ取り早い。

その結果、アメリカ国民は火星ロケットを飛ばすことに興味が失った。実際にNASAは、火星に人類を送り込む性能を持ち、経済合理性も満足する安いロケットを作り出そうとは考えなかったのだ。

ならば、「火星ロケットを自分で作ればいいじゃないか」とイーロンは意を決意した。
spaceXが開発した宇宙服


数ヶ月後、イーロンは宇宙ロケット会社「スペースX」を設立した。
しかも、目標は「火星に人類を移住させることだ」

そもそも、地球の総人口はすでに70億人を突破し、2050年には100億人に迫るという。
だが、二酸化炭素は増え、海面上昇や自然環境悪化は加速。異常気象は常態化し、食料や水不足まで危惧されている地球にそんなにたくさんの人が住めるだろうか。



人類はいずれ地球以外の惑星で住まなくてはならなくなると考えたイーロンは、人類を火星に移住させ
るための行動を起こしている。


 世界を救う                

携帯電話、テレビ、車は誰かが発明し世界に広まった。
しかし、イーロンがすることは、何かを作ることではなくて、みんなの夢を叶えることなのかもしれない。もっと大きく言うと、世界を変えるのではなくて、
世界を救うという方があっている。


あなたもその一員







ただ世界が変わっていくのではない
あなたもその変化に参加していく。
これからの世界は大きく変わる

それは誰でもわかることだろう。

それと同時にあなたも変わっていく。

大丈夫焦らなくても

あなたは大きく成長している。

未来の自分を想像して歩いて行く。

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