ベストを尽くして失敗したら？ベストを尽くしたってことさ by steve jobs

恐いものに立ち向かった時に、女神は微笑む。

この世界を動かしてきた人達もまた
失敗を恐れず立ち向かった。

「ベストを尽くして失敗したら？ベストを尽くしたってことさ」

アップルを離れ、ネクストを創業したジョブズは、絶えずアップルを気にかけ、復帰のチャンスをうかがっていた。

しかし、いざ復帰のチャンスがめぐってきた時、ジョブズは迷うことになる。

それほどアップルの状況は悲惨なものだった。

再建は地獄のような激務になり、家族と共に過ごす時間がゼロにひとしくなるかもしれない。

一方でジョブズはピクサーの大成功によって再び成功者となり、富も栄誉も手にしていた。

アップルヘの復帰は、せっかくの名声を傷つけるほどの危険をはらんでた。

この時の決断についてジョブズは、自分はアーティストだと語っている。

アーティストとは、失敗を恐れず挑戦するものだ。失敗はしたくない。

アーティストとして挑戦したい。

たが簡単には「イエス」は言えない。

「考えなければならないことが山ほどあった。

家族への影響や、自分に対する世の中の評価に対する影響なんかもね。

でも結局、そんなことどうでもいいと気づいたんだ。
だって、これこそが、自分がやりたいことだったんだから。

ベストを尽くして失敗したら？ベストを尽くしたってことさ」と言っている。

実際、アップルの再建はとてつもなく疲れる闘いとなったが、生み出された製品は世の中を変えるものばかりだった。

成功は、アイデアを生んだ最初の一人が、どこまで自分を信じられるか、

貫き通せるかにかかっている。失敗を恐れずに挑戦することの大切さを教えてくれる。